エアコンの修理および定期点検をおこなった事例です。
ちょっと前に、湖西市のある商業施設で受託分析を開業されているO社長様より
分析室のエアコンが壊れているので直してほしいとの依頼を頂きました。
現地調査に伺ってみると製造から20年経過しているダイキン製のエアコンでした。
調査の結果エラー番号から冷媒不足になっている事が判明しました。
多分、20年という長い間にスローリークにより規定値が下回ってしまった様でした。
後日修理に冷媒を持込、冷媒を適正に充填し、試験運転を2時間行い終了しました。
その修理と同様のご依頼をいただいたのが、表題の案件です。
同じ商業施設の別棟の飲食店舗エアコンが動かないので、
何とか動かしてもらいたいとの御依頼を頂き、調査をしたところ、
高圧圧力センサー不良とわかったため、メーカーより部品を取り寄せました。
余談ですが、製造から20年たっているエアコンなので
部品は無いかと思っていたところ代替品の部品があるという事でした。
後日、修理に伺い冷媒を回収ボンベに改修したところ、ほとんど漏れが無く
規程量の冷媒を回収し、高圧圧力センサーを取替え、真空引き後、再充填を行い
起動し、試験運転に入ったところ、10分後、別のエラーが発生し、
今度は、圧縮器吐出温度センサーが異常とわかり、センサーを調査していくと
制御基板のコネクタ半田付け部分が取れかかっているところを発見しました。
またメーカーに問い合わせたところ、圧縮器吐出温度センサーは代替品で
豊富に在庫しており、制御基板は16枚在庫していると判ったため
お客様に説明し、発注を行い2日後に再修理に伺いました。
部品を取替後、古いエアコンで心配もあったため、3時間の試験運転と
動作チェックを入念に行い、修理を完成させお引渡をさせて頂きました。
ちなみにこのエアコンは、圧縮機の軸動力が7.5Kwのため
フロン排出抑制法に定められている簡易点検の他、3年に一度の
定期点検を行う対象機種となっていたため、修理作業中に
間接法・直接法による点検を行わせて頂き、作業報告書に点検の旨を記載し
定期点検をあわせて行わせて頂きました。
今回は、古いエアコンだったため試運転により壊れたかは定かでありませんが
故障個所が複数に渡っていたことは間違いありません。
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