2021年11月に弊社ホームページをリニューアルして以来、お客様や取引先から様々な反響をいただいております。

特に好評なのが研究開発ページに掲載した沼津高専の論文とIoT予知保全に関する分野で、閲覧した皆様から驚かれることも多いようです。弊社のような小さな会社がここまで本格的に研究開発を進めていられるのは「協創」、外部のスペシャリストとの協力体制によるものです。

温度制御分野の研究開発 にご協力いただいている沼津高専の三谷先生から、クリスマスに素敵なプレゼント(お手紙と論文集)が届きましたので、ご紹介したいと思います。

温度制御の研究を沼津高専と共に進めています

三谷祐一朗先生は、沼津工業高等専門学校 機械工学科の教授です。
機械制御の分野がご専門で、特に、マイクロコンピューターPLC(Programmable Logic Controller、プログラマブルロジックコントローラ)を用いたシーケンス制御について多くの論文を発表されており、学生の教育や企業との共同研究にも力を入れていらっしゃいます。
沼津高専のオープンキャンパスでお会いしたご縁で約3年前に弊社から話を持ち掛け、共同で研究開発を進めています。


現在、世界的な半導体不足により、産業用冷熱機器および環境試験装置の部品調達は困難を増しています。中小企業各社はコロナ禍による業績悪化のため、設備投資コストを削減せざるを得ない状況です。

弊社では、古い装置をよみがえらせることでお客様のお困りごとを解決できると考えて、数年前から準備を進めてきました。

圧縮機が冷凍機の心臓部、フロン冷媒が血液だとすると、温度制御をおこなう温調器は冷凍機の頭脳です。もしも、高性能かつ汎用性の高い温調器があれば、現場のニーズに幅広く対応できるようになるため、救われるケースが増えるはずです。

そこで弊社は、PLCの現代制御理論に詳しい三谷先生にご協力を依頼し、学術的な裏付けを得ながら温調器の共同研究に取り組んできました。

三谷先生は弊社ビジョンにご共感いただき、

「コロナ禍に伴う景気の悪化に起因する、中小製造業における業績の悪化を工学技術により救いたい」
「世の中のニーズに応える技術は何か、そして自身にできることはあるか」

という思いから、研究・設計開発に根気強く取り組んでくださっています。



この技術が実現すれば、弊社の修理対応能力は大幅に向上し、古い試験装置をよみがえらせることが可能と考えています。

また、PLCとIoT技術を組み合わせることで、お客様の既存設備を効率化し、最大限に活用できるようになると考えております。冷熱技術の発展に向けて、一歩ずつ着実に前進していきたいと思います。 

TOKAI DBに登録されました

このような取組みが評価され、「東海地域のテック系ベンチャー企業」として弊社がデータベースサイトTOKAI DBに登録されました。

TOKAI DB は、愛知・静岡・岐阜・三重の技術系企業を掲載するサイトです。
東海地域のテック企業と提携したい技術開発担当者様、地元の企業と一緒にDX推進をしたいICT推進担当者様、共創先発掘のために情報収集をしている新規事業開発担当者様は是非ご一読ください。

(TOKAI DB 弊社の紹介ページ)


TOKAI DBのサイトでは、会員登録無しで無料で企業情報のデータベースを閲覧することができます。

おしらせ

2021年12月28日(火曜)の午後~ 2022年1月5日 (水曜) まで、年末年始の休業期間とさせていただきます。
年明けは1月6日(木曜)から通常営業となります。

今年も1年お世話になりました。

世の中の「冷熱に関するお困りごと」のニーズに応えるため、新冷熱技研は協創を続けていきます。

皆様、良いお年をお迎えください。


技術力

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お客様の安心安全を支えます

課題解決

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三方よし

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世間よし
社会貢献を目指します

環境試験装置、産業用冷熱機器、
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