毎年、夏の猛暑が厳しくなっています。職場やご自宅のエアコンの試運転はお済みですか?


シーズン前にエアコンの試運転や掃除をして、不具合がないか確認することで、長く快適にお使いいただくことができます。

近年では、コロナによる生産工場の一時閉鎖やウクライナ戦争あるいは異常気象などの原因により、調達、製造、販売、消費などの一連の流れ「サプライチェーン」の寸断が相次いでおります。その結果として、 世界的な半導体不足により、最近はエアコンや冷熱機器の部品調達が難しくなっています。


エアコンを買い替えようとしても、市場は品薄の状況です。

また、エアコンが故障した場合には、修理・交換の長期化が予想されます。夏になればメーカーや購入店の窓口は例年以上に混み合います。快適な夏が過ごせるように、早めの試運転を通じてお客様のエアコンの状態をご確認いただくようお願い申し上げます。

メーカーでは例年、エアコンの使い始めとなる6月後半~7月にお問い合わせや点検依頼が増加し、修理は順番待ちになる場合があります。特に7月・8月はお問い合わせが集中しています。

夏の暑い時期に快適にエアコンを使えるよう、5月~6月前半の試運転をオススメします。

5月~6月、夏本番に備えて試運転を

エアコンにはオフシーズン(使わない時期)があります。

夏の本格シーズンにいきなり100%の負荷をかけて運転すると、圧縮機にストレスがかかり、思わぬ不具合や故障につながることがあります。夏本番を迎える前に、準備を始めましょう。

外気温が比較的低い5月~6月ごろに試運転をおこなって本格シーズンに備えることで、エアコンの寿命を延ばすことができます。

余裕があれば、エアコンのフィルターの掃除もおこなうと良いでしょう。

フィルターにゴミやホコリが詰まっていると、エアコン本体の性能が弱まって電気代が増えるだけでなく、カビや臭いの原因になって健康にも悪影響を与えます。


試運転とメンテナンスでエアコンの状態を保ち、快適な夏をお過ごしください。

試運転の方法

冷房モードで試運転 約10分

運転モードを「冷房」にして、温度を最低温度(16~18℃)に設定。室温よりも低い状態にします。

10分程度運転し、異常がないか確認します。

※エアコンの機種によって、設定できる最低温度は異なります。

最低温度(16~18℃)で冷房を入れて、約10分の試運転
STEP
1

ご確認ください

【チェック項目】

  • 電源プラグはコンセントに差し込まれていますか?
  • 冷風がきちんと出ていますか?
  • リモコンの電池は切れていませんか?正常に作動していますか?
  • 異常を示すランプは点滅していませんか?
異常がないか、ご確認ください

異常があった場合は、本体のランプが点滅したり、リモコンにエラーコードが表示されたりします。
異常停止した場合は、エラーコードの内容をご確認いただき、販売店やお客様相談窓口へお問い合わせください。

STEP
2

さらに30分程度の試運転

さらに試運転を続け、水漏れがないか確認します。

切タイマーを使っても良いので、室外機の圧縮機(エアコンの心臓部)が作動して冷媒ガスが循環するまで、30分程度の試運転をおこなってください。

室内機から水漏れがないか確認

空気が冷やされて結露水が発生します。
室内機の吹き出し口周辺から水漏れがないか確認してください。

※念のため、室内機の下に物を置かないようにしてください。

STEP
3

異臭や異音がないか、ご確認ください

エアコンから異臭や異音がした場合は、故障の疑いがありますので注意が必要です。
においや音の種類により、様々な原因が考えられます。

詳しくはメーカーの故障診断サイトをご活用ください。

フィルターや熱交換器が汚れて目詰まりがひどい場合、空気の流れが悪くなって振動が発生し、異音につながるケースもあります。

こまめな掃除をお願いいたします。

フィルター掃除で冷却効率アップ!
STEP
4

㈱新冷熱技研では、ダイキン、日立、SMC、の業務用製品の代行修理が可能です。

弊社では主に、業務用のエアコン・空調、産業用冷熱機器、環境試験装置を扱っております。

基本的に、一般家庭用のエアコンは御遠慮させて頂いておりますので、ご注意ください。

冷熱のお困り事は、新冷熱技研にご相談ください。


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